おまえ、死んだのか

逞しく生き抜いてきた雑草がこれからも生き抜く過程

仕事中、主張が激しいおっさん達

 

 

異性を説く異性

男だから、女だから…と前置きして始まる話題には、碌なものはありません。

先日、というよりはもうここ2,3年の話ですが、職場で私にだけ女とは~と語ってくる中年男性がいます。

年は20ほど離れていて、向こうは子持ちで家族関係は悪いようです。

自身の家族環境の悪さを引っ張り出し、「いい?だから君もウチの嫁のような女にはなっちゃいけないからね」と嫁たるもの~を説いてきます。

家庭訪問したわけではないので、不和の責任が夫:妻=0:10なのかは実際のところ分かりませんが、私に何を説教したところで彼の家庭は改善しないし、私一人に嫁の巻を披露したところで日本全国の嫁達が(少なくとも彼にとっての)いい嫁にはならんのです。

ではなぜ、彼は私にだけ説いてくるのか?

 

職場のデスク配置や年齢差を鑑みて、そのアンサーは「言いやすさ」です。

今のところ誰にもバレずに私にだけ説教しやすい環境なのです。同年代の異性に「女が強制的に子供を産まねば少子化は解決しない!」と同じことを言っても、ここでは言いやすさが逆に働いて「だったらおっさん、お前の家が頑張れ」と反撃されて終わりですし、こっそり相談した先輩女性社員自身がそう言って大笑いしていました。

 

 

年下女なら俺の話を聞いてくれるという勘違い

仕事をしていると時折ありますが、私も同じ企業のネームを首から下げて仕事をしているのに、キャバ嬢を求められているのか?と思う事があります。

シモ&シモ、ゲス&ゲス、大きな大きな余計なお世話をかましてくる中年男性が割と居るのです。そういう話を聞いてほしければニュースサイトのコメント欄にでも行くか、お金を払って夜のお店にでも行くべきなのです。

私と中年男性はお互いにビジネスパーソンです。私に嫁の巻や日本の出生率を説く暇があるなら、今すぐにその社用パソコンで定例会資料の編集でもするべきです。もちろんブラウザトップに表示されているYAHOOの芸能ニュースは閉じてから。

 

 

男はいつまで経っても少年なのさ…

君は平成生まれだから知らないだろうけど、昔の学ランは~、ヤンキーと言えば~、○○中学校はバイクで校舎内を~、歌手の○○は~

と、この手の「昭和の頃、俺たちワルだったよな?」話題には、おっしゃる通り全く知らない時間軸の出来事なのですべて「あはは」「そうなんですか」「へえー!」で返答し、目線はパソコンです。

そしてその昭和を引きずる俺たち、今でもやろうと思えばワルできちゃう、だって男はいつまでの少年の心を忘れないからさ…。

という事だそうですが、それ自体は大変結構だと思います。若い日の心を忘れずに、日常に遊び心を携えること自体は。

間違いなのは、それを仕事中に、そして理解できない年齢の私にぶつけてくる事です。

少年でもガキ大将でもワルでも何でもいいですが、子供である事を主題とするならば、お母さんかお父さんにでも話して一緒に懐かしめばいいじゃないですか。

そのへんの人選をミスるから、冷たくあしらわれて今度は自分が不愉快になるのです。

 

 

まとめ

仕事中は原則として仕事をすること

人間関係を円滑に保つコミュニケーションが重要な事は事実

しかし考えなしのコミュニケーションは自分が気持ちよくなることばかりに注力しがちである